長崎県警対馬南署は25日、対馬市美津島町の寺院から銅製の仏像(高さ約10・6センチ)1体を盗んだ疑いで韓国人男性4人を24日に緊急逮捕した、と発表した。4人のうち2人は容疑を認めているという。 同署によると、4人は24日午前10時ごろから午後1時50分ごろまでの間に、この寺院の本堂に隣接する倉庫の扉の錠を壊して侵入したうえ、仏像を盗んだ疑いがある。外出から戻った住職が気付いて同署に通報した。 同署は同市厳原町の厳原港で4人に職務質問し、所持品を調べたところ仏像が見つかったため、逮捕したという。
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労働者派遣法の改正案が国会で審議入りしたことで、派遣労働のあり方をめぐる議論が再燃しています。法案を提出した安倍政権は「身分の不安定な派遣社員の待遇改善や正社員化につながる」と力説しますが、野党は逆に「派遣を増やすだけだ」と反発しています。 とはいえ、この法案が世論を二分する論争になっているわけではありません。当の派遣社員も、「どうでもいい」「関心がない」と突き放しています。 この徒労感はどこから来るのでしょうか。それは政治家やメディアが、問題の本質から目を背けているからです。 「派遣」という働き方が悪いわけではありません。それが政治問題になるのは、日本の社会では派遣が「非正規」とされ、同じ仕事をしていても「正規」の社員と待遇が異なるからです。 ILO(国際労働機関)は同一労働同一賃金を基本的人権としており、「正規」「非正規」の区別は現代の身分制と見なされます。「日本は前近代的な差別社会だ
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