いわゆる従軍慰安婦の女性の証言を初めて報じた元朝日新聞記者の植村隆氏(56)が2015年1月9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見し、自らの記事に対する批判に反論した。 同日、植村氏は自らの記事を「捏造」と非難した週刊文春の報道をきっかけに脅迫などの人権侵害を受けたとして版元の文藝春秋などに損害賠償や謝罪広告などを求める訴えを起こしている。自らが「反日」だとして批判されていることについては「自分は愛国者だと思っている」などと話した。 支援団体が元慰安婦女性にヒヤリングしたテープの内容を記事化 植村氏が非常勤講師として勤務する北星学園大学(札幌市)には、こういったはがきが届くという。 「出て行け、この学校から。出て行け、日本から。売国奴」 「日本でカネを稼ぐな。大好きな韓国に帰化して姑に食べさせてもらえ」 大半がいわゆる「反日」批判だが、植村氏はこう反論した。 「しかし、私は反日ではな