すべての努力が報われる、とは限らない。人はどんな時に、そう感じるのだろうか。キャリコネニュース読者からは「氷河期世代として、努力ではどうにもならない部分の大きさを痛いほど知っています」(40代女性/東京都/派遣社員/年収400万円)という声が寄せられている。神奈川県の30代後半男性(正社員/年収900万円)も、 「就職氷河期もあり、不本意な中小企業に入社したから。私は地方国立大学の大学院まで、ずっとトップの成績で卒業するほど学業に専念した。しかし結局は、幼い頃から目標としていた仕事には就けなかった」 とコメント。引き続き、この男性の投稿を中心に見ていこう。(文:鹿賀大資) 「周りが遊んでいる中、酒は飲まず、月に400時間ほど勉強したこともあった」 貧しい家庭環境に育った男性。大学時代は奨学金制度を利用し、実家から通っていたという。当時は勤勉な苦学生だったようで、「周りが遊んでいる中、酒は飲