御嶽山の噴火を踏まえ、気象庁は10日、火山噴火予知連絡会(予知連)で、常時監視が必要な火山の見直しや、水蒸気噴火の前兆をできるだけ早くつかむ方策などの検討を進める、と発表した。また、予知連に登山者や旅行者に対する火山情報の提供のあり方に関する検討会を新たに設置した。いずれも11月中に緊急提言をとりまとめる方針。 登山者らへの情報提供については、提言に先立ち、10日午後5時に気象庁のホームページの構成を変更。トップページに設定された登山者向けの情報のバナーから、各火山の情報にすぐたどりつける構成にする。