DAIM ver.α│2yan(review) けいこうとPが創る曲・映像は何やらよくわからないが温かみがあり、何やらよくわからないが笑えてくる。 そして何やらよくわからないが元気が出る。 けいこうとPと言えば出世作でもあり名前の由来にもなっている『けいこうと』が代表作なのだけれど、元気が出る曲として自分はこの曲を推したい。 昭和に流行ったフォークにはメッセージフォーク、叙情フォーク、四畳半フォーク、などがあるけれども、この曲にはメッセージフォークのような批判めいたキツい表現はないが、やんわりと社会風刺を感じる。叙情フォークのような暗さはないが情緒あふれる生活感を感じる。四畳半フォークほどの貧しさは感じないが、まぁそれに似た何かを感じなくもない(これは少し無理があるか)。 何かを批判するでもなく、不平不満を歌うでもなく、暗く辛気臭いこともなく、聴いてると何やら元気になれそうな、すこぶる人に
DAIM ver.α│2yan(review) わたしは ミークーだーけーど♪ おまえは だーれーなーんーだ♪ なにやらぎこちない伴奏にのって音程はずし気味なミクさんが厳しいことを歌っている。 最初にこの曲を聴いたときの印象は”ゆるゆる脱力系ソング”だった。いきなり「わたしは ミークーだーけーど♪」なのだからそりゃそう思うだろう。さらに怒ってるようなミクさんのイラストもなにやら笑えてくるし。 だがしかし、よく聴いてみるとどうだろう。ゆるいどころか厳しいストレートな言葉をブンブン投げてくるアツい歌ではないか。 シンプルでストレートだけども妙に深い、厳しいけれどもすごく優しい、そんな男らしいミクさんの厳し癒やし系応援ソング。 最後の笑顔がニクイですな。 ******************** ■music,lyrics:平沢P ■illust:平沢P ********************
DAIM ver.α│2yan(review) 山本ニュー(以下ニューさん)というボーカロイドPがいる。 一般的な人の何十倍、何百倍かもしれない膨大で濃厚な音楽遍歴を重ねて培われた音楽知識の塊のような人であり、密かに一部のリスナーや他ボカロPからも一目置かれた存在だと言っても言い過ぎではないだろう... うん、言い過ぎではない。 『VOCALOID・アンダーグラウンド・カタログ』にニューさんが掲載されたり、自ら編集したりしているものの、基本的にニューさんの曲はポップで優しい(本人曰く密かに凶悪なネタを仕込むこともあるらしいが気にせず素直に聴こう)。 その中でも自分が一番好きな曲がこの『シリィ・ジャック』だ。ポップでどこか懐かしい心地の良いこのアナログ感。 いつだったかニューさんのインタビュー記事で「自分が探しているような音楽を自分で作っている」と言っていた。あらゆる音楽を掘りに掘ってきた人
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く