火曜ドラマ「義母と娘のブルース」(TBS系)の最終回が19.2%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)の有終の美を飾った。謎のラストシーンや、みゆきの大学進学はどうなったのかなど疑問が残る部分はあったが、おおむね好評を得た。 この脚本を手掛けたのは森下佳子氏。過去の執筆作品には、「義母と娘の──」で主演を務めた綾瀬はるかの出世作である「世界の中心で、愛をさけぶ」や「白夜行」「JIN-仁-」(いずれもTBS系)、NHKの朝ドラ「ごちそうさん」、NHK大河「おんな城主直虎」といった良作が並ぶ。 対して、こちらの脚本家の惨状はどうしたものだろうか。まずは「西郷どん」を書いている中園ミホ氏だ。「やまとなでしこ」(フジテレビ系)や「ハケンの品格」(日本テレビ系)、「花子とアン」(NHK)「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)とヒットを連発。女性脚本家の旗手としてもてはやされていたのだが…