青森県知事選は5日投開票され、現職の三村申吾氏(55)が前民主党県議の山内崇氏(56)、共産党公認の吉俣洋氏(37)を破り、3選を決めた。 青森県では既設1基、建設中2基、計画段階2基の原発があり、東日本大震災後、建設中の2基は工事が止まっている。選挙戦では原発について、三村氏が「検証する」、山内氏が「新設凍結」、吉俣氏が「廃止」と主張。東京電力福島第一原発の事故を受け、県民が原発政策にどのような判断を下すかが注目された。当選した三村氏は知名度の高さを生かし、原発推進を求める建設業界だけでなく、原発に慎重な県民の支持も幅広く得た。「今さら脱原発は非現実的」との有権者の声も多く、原発の是非は当落を左右するテーマにはならなかった。
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