退職を決めたらはじめに考えること 円満退職するなら業務の引き継ぎや会社側が後任者を決める期間も考えて、2カ月前程度には上司に退職の意思を伝えることをお勧めします。職種によっては「プロジェクト終了時に合わせる」「年末年始など繁忙期を避ける」といった各々の事情があることも配慮しましょう。仕事内容や会社・部署の状況などを考慮した上で、無理のない退職スケジュールを立てましょう。 また転職を決意したら、「お金の試算」も大切です。特に転職先が決まっていない場合、失業期間中の生活費や、社宅にいる場合は引越費用など転職に伴う支出をある程度、覚悟しなければいけません。自己都合による退職の場合、失業給付を手にするまで最低でも約4カ月ほどかかります。今の貯蓄額や退職金の額などをある程度試算して、退職後に困らないように手を打っておきましょう。