Symantecは今週に入り、Microsoftの「Windows Vista」に同梱されるスパイウェア対策製品「Windows Defender」のAPIを提供するよう同社に求めたが、拒否されていることを明らかにした。APIを参照できなければ、同社のセキュリティ製品とVistaの互換性を検証できないと、Symantecは苦言を呈している。 Symantecの欧州担当バイスプレジデントJohn Brigden氏は、「Microsoftは故意にボトルネックを作り出し、ユーザーが同社の製品に乗り換えるよう誘導している。支配と統制にほかならない行為だ。彼らはわざとAPIの提供を遅らせている」と話した。 Microsoftは米国時間9月27日、Symantecの懸念に応え、今週初めにDefenderのAPIを利用できるようにしたと述べた。 Microsoftの関係者は、「パートナーや顧客と話し合っ
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