集団行動になじめなかった学校生活。ものづくりへの熱意。強い風に煽られながらも、最前線に立ち続ける覚悟-------。国際政治学者の三浦瑠麗と写真家・映画監督の蜷川実花、唯一無二の存在感を放つ女性ふたりの異種対談。「わたしたちには、ロールモデルがいない」。仕事人として、家庭人として、今を輝く2人には、意外にも多くの共通点があった。(取材・文:山野井春絵/撮影:木村哲夫/Yahoo!ニュース 特集編集部) 三浦瑠麗と蜷川実花。一見接点のなさそうな2人だが、社会学者の古市憲寿が主催するパーティーで何度か顔を合わせており、「いつかゆっくり話してみたい」相手だったという。お互いに第一線で働きながら子育てをするママ同士。「なんとなく保護者会みたいな気分ね」とはにかみながら、和やかに対談はスタートした。 三浦:小学校、ちゃんと行ってました? 蜷川:意外とちゃんと行ってましたよ。でも常に苦手で、好きだった