Aug 1, 2005 ★ 佐藤卓己 『八月十五日の神話』 ちくま新書(新刊) テーマ:社会関係の書籍のレビュー(95) カテゴリ:社会 名著『言論統制』(中公新書)でその名を高らしめた、佐藤卓己。 「朝日新聞の予定稿」 「怪しい玉音写真」 「8月15日という物語=歴史」 … 扇情的な文句が並ぶ。 終戦とは何かをどこまでも追求した作品になっています。 8月10日、ポツダム宣言受諾の御前会議の内容が世界に伝えられる。 8月14日、最高戦争指導会議と閣議の連合会議で、天皇、終戦に署名。 8月15日、玉音放送で国民に発表。 8月16日、自衛戦闘を除く即時停戦を発令。 8月17日、18日、海軍と陸軍で全面的停戦予告。19日、発令。22日、実施。 9月2日、降伏文書調印、終戦詔書発表。 9月2日こそ、世界「終戦」の主流。日本はなぜ8月15日が終戦なのか。 それは、戦後、『国民的記憶』として創られたも
![★ 佐藤卓己 『八月十五日の神話』 ちくま新書(新刊) - 書評日記 パペッティア通信:楽天ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d3f2e98f03da8f01160fb9c2480bddd01f99cd02/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fimages-jp.amazon.com%2Fimages%2FP%2F4480062440.01.LZZZZZZZ.jpg)