この春に始まったアニメの新番組は、UHF局や衛星放送を含めると関東地方で約60本に上り、「アニメバブル」とも呼ばれる状況が続いている。中でも目立つのが、衛星放送(BS)WOWOWの増加ぶりだ。同局のアニメ戦略を探った。(福田淳) 再放送を除くWOWOWのアニメ放送枠は、昨年4月編成では2枠だったのが、今年4月編成では6枠と、一挙に3倍に拡大した。注目されるのは、WOWOWが主体的に企画に携わるスクランブル枠(有料放送)を、従来の1枠から2枠に増やしたことだ。 同局のスクランブル枠では、「機動戦士ガンダム」で有名な富野由悠季(よしゆき)監督の「ブレンパワード」(1998年)をはじめ、同じ富野監督の「オーバーマン キングゲイナー」(2002年)、今敏(こんさとし)監督が初めてテレビシリーズを手がけた「妄想代理人」(04年)など、斬新な表現を伴った先鋭的な作品を送り出している。こうした傾向を、同
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