繰り上げ対象が衆院選出馬=通知遅れれば珍事も−新党日本【09衆院選】 繰り上げ対象が衆院選出馬=通知遅れれば珍事も−新党日本【09衆院選】 新党日本の田中康夫代表は18日公示の衆院選で、兵庫8区から出馬し、参院議員を自動失職する。有田芳生副代表が繰り上げ当選の対象だが、同氏も東京11区から衆院選に出馬を予定。中央選挙管理委員会から通知が届くタイミングや選挙結果によっては、衆院選に出馬した有田氏が繰り上げ当選する珍事が起きる可能性もある。 2007年の参院選で新党日本は比例代表に田中氏、有田氏、党総務局長だった平山誠氏の3人を擁立。1議席を確保し、3人の中で得票トップの田中氏が当選、有田氏は次点だった。 公選法103条の4項は、他の選挙に立候補していても、中央選管から繰り上げ当選の通知が届いてから5日以内に辞退しない限り、当選が確定すると定めている。ただ、通知が届くまで数日から1週間程度