2014年の衆院選時の「衆院選対策本部」の様子。企画、編集、エンジニア、デザイナーなど、Yahoo!ニュースを含む各部門・職種のメンバーが集まり、24時間態勢で対応にあたった ヤフー・ニュースの編集部が新卒社員を受け入れるようになり、ことしの春で5年目を迎えた。「取材をしないメディア」で、ニュース編集者を育てることは可能なのか―。 当初、このような課題を抱えながら手探りで始まったヤフー・ニュースの新人教育だが、この5年間を振り返ってみると、ソーシャルメディアの浸透、スマートフォン・タブレット端末などのスマートデバイスの普及など、テクノロジーの進化にともなってニュース編集者に必要とされる素養も変化してきたと感じている。 本稿では、次世代を担うジャーナリスト志望の皆さんに向け、ヤフー・ニュース編集部の新人教育のいまについて紹介したい。 スタッフの総数160人 編集部は26人で運営 まずはじめに