国税庁の「酒のしおり」がすごい Xを眺めていたら、「酒飲みは全員読んでください」というコメントともに、国税庁のホームページのURLを貼り付けたポストが流れてきた。 リンクを踏むと「酒のしおり」という資料を閲覧できるページに飛んだ。「ほーん、どれどれ」と思って開いてみたら、とんでもない情報量がまとまった代物だったので、ご紹介したい。 日本のお酒に関するあらゆる情報が載っている 「酒のしおり」は国税庁が毎年公開している、日本の酒類産業に関するあらゆるデータをまとめた資料だ。2024年の6月に公開された令和6年版は、PDFで実に150ページにも及ぶボリューム。 資料の序盤では、日本における酒類市場の動向・傾向の分析にはじまり、酒類業界が直面している課題の説明や、国としてどんな方向性の施策で酒類業界を盛り上げていこうと考えているのか、といった酒類市場の概要を説明している。 その後は酒類産業に関する