朝も早くからムダな会議ばかり、その結果、やらなきゃならないことをどんどん先送り。「今日も残業決定だな」なんて、朝からため息混じりの一日がスタートするなんて、ほんとにウンザリしますよね。 こんなムダを減らすのに効果的なのが、「時給計算」。給料を、働いている時間で割ると、時給が出ます。打ち合わせに参加している人の時給を足し上げれば、1時間でどのくらいの人件費がかかっているのかがわかるのです。 たとえば年収500万円の人が、残業も含めて年間2500時間働いていたとします。そうすると時給は2000円。5人の会議は、1時間1万円にもなる計算です。会議を始める前に、参加者に「1万円の会議」なんだということを伝えて、くれぐれもムダな時間を過ごさないよう念を押せば、会議の雰囲気も変わるでしょう。 この時給計算、自分の仕事の効率を考えるうえでも便利です。たとえばある資料を作るのに3時間かかっていたら、