ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (4)

  • 若いホホジロザメの主な死因は漁網、研究成果

    グアダルーペ島沖を泳ぐホホジロザメ。(Photograph by Mauricio Handler, National Geographic Creative) 南カリフォルニアの太平洋では、サメと人間の確執が続いている。 北米西海岸における調査で、若いホホジロザメが死亡する最大の原因が漁業であるとする論文が、学術誌「Journal of Applied Ecology」に発表された。(参考記事:「衛星で漁船を追跡、なんと海面の55%超で漁業が」) 2002年から2016年にかけて、米国カリフォルニア州南部とメキシコ西岸の沖合に生息する37匹のサメに衛星通信型タグを取り付けて追跡調査した。タグからは、それぞれの個体の位置や水温などの情報が送信される。調査期間中に追跡したサメのうち、「自然死」を遂げたのはわずかに2匹のみ(1匹は捕、もう1匹は死因不明)。ほかは漁業が関連する死だった。 漁獲

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  • 両生類を襲うカエルツボカビ、朝鮮半島原産と判明

    水を介して感染する真菌のカエルツボカビにより、1970年代以降、数百種の両生類が大量死に見舞われている。写真のサンバガエル(学名:Alytes obstetricans)もその1つ。フランスのピレネー山脈で死んだカエルたちを、菌の記録のために研究者が並べた。(PHOTOGRAPH BY MATTHEW FISHER) 世界中の両生類の多くが、存続の危機に直面している。その元凶となっているのが、カエルツボカビ症を引き起こす真菌、カエルツボカビ(Batrachochytrium dendrobatidis)だ。200種を超える両生類を絶滅または絶滅寸前に追い込み、地球全体の生態系を急激に改変しつつある。(参考記事:「「カエルの楽園」で致死的なカエルツボカビを発見」) 「生物多様性への打撃という点では、これまで知られている限り、史上最悪の病原体です」。英インペリアル・カレッジ・ロンドンの菌類学者

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  • サメはクラシックよりジャズが好き、餌で「学習」

    餌を使ってジャズを認識、学習したポートジャクソンネコザメ。オーストラリア、ニューサウスウェールズ州で撮影。(PHOTOGRAPH BY FRED BAVENDAM, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 新たな研究によると、サメは意外に洗練されているようだ。 ほかの魚と同様、サメは音を頼りに活動する。音波は水中では空気中の4倍の速さで伝わるため、魚はしばしば音を利用して物を見つけ、敵から隠れる場所を探し、ほかの魚とコミュニケーションしている。 では、一般の魚より賢いとされるサメは、音楽を聞き分けたり、楽曲と物を結びつけたりできるのだろうか? オーストラリア、マッコーリー大学魚類研究所の博士課程に在籍するカタリナ・ビラ=ポウカ氏とカラム・ブラウン准教授は、ポートジャクソンネコザメ(Heterodontus portusjacksoni

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  • 【解説】木星の衛星エウロパに間欠泉、ほぼ確実

    木星の衛星エウロパは、分厚い氷の殻に覆われており、その下にある巨大な海には生命が存在する可能性があると考えられている。(PHOTOGRAPH BY NASA) 1995〜2003年まで木星の観測を行っていたNASAのガリレオ探査機のデータから、氷に覆われた衛星エウロパが、宇宙空間に向けて水を噴出していることを示す強力な証拠が見つかり、5月14日付けの学術誌「Nature Astronomy」にその詳細が発表された。 長年の間、太陽系内で地球外生命体が見つかりそうな場所の最有力候補と考えられてきたエウロパには、表面の氷の下に、地球よりもはるかに多くの水をたたえた海があることが知られている。間欠泉があるなら、宇宙船にその中を通過させるだけで、エウロパの海水から生命の兆候を探せる可能性がある。 それだけでもけっして簡単なこととは言えないが、探査機をエウロパまで飛ばして安全に着地させ、厚さ1.6キ

    【解説】木星の衛星エウロパに間欠泉、ほぼ確実
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