市民の交流スペースとして和歌山市のぶらくり丁商店街に今春、開設された「みんなの学校」に私設図書館がオープンし、人気を集めている。純文学から漫画、ファッション雑誌まで約2万冊をそろえ、利用者は幅広い世代にわたる。本好きが高じて“図書館長”となった石田通夫さん(57)は「本を通して人々の交流が生まれ、商店街の活性化につながってほしい」と期待している。(辻和洋) 図書館は、空き店舗に設けられたみんなの学校の地下1階(約150平方メートル)に開設。村上春樹ら人気作家の作品のほか、国内外の小説や歴史書、創刊当時の「an・an」などの雑誌、「ちびまる子ちゃん」といった漫画などが並ぶ。 石田さんは、大学時代にアルバイトで稼いだ月10万円の大半を本に費やした読書家で、和歌山市内の会社で勤務しながら、7年程前から昨年秋まで、大阪府交野市内の自宅近くにマンションを借り、1万5000冊を並べる私設図書館を開いて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く