丘の上の家から海に向かってネオンサインが点滅。路地裏を歩けば突然、透明なアクリル壁のギャラリーが現れて―。60人足らずが暮らす岡山市・犬島の小さな集落は、緑豊かな自然と古びた家々の中に斬新なアートが溶け込んだ、不思議空間に変ぼうしていた。 瀬戸内国際芸術祭(10月31日まで)に合わせて完成した「家プロジェクト」(4カ所)。過疎化が進む集落内の空き家をアートで再生する。国際的に活躍するキュレーター長谷川祐子、建築家妹島和世、美術家柳幸典の3氏が手掛けた。 明治期の銅精錬所の遺構を美術館にした第1期に続き、直島福武美術館財団(香川県直島町)が進める「犬島アートプロジェクト」第2期。今後10カ所程度に増やす予定で、アートによる島の活性化が期待されている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く