盛岡市盛岡駅西通1丁目の県立図書館(高橋和雄館長)=いわて県民情報交流センター(アイーナ)内=は、今月から図書館コンシェルジュ(総合案内人)サービスを始めた。腕章を着けたスタッフが「ぷらぷらにこにこ」を合言葉に、自ら利用者に歩み寄り本探しや情報収集などを手伝う。利用者のニーズに合わせて、館内の資料だけでなく関連施設も紹介するなど、岩手の情報発信センターとしての図書館を目指す。 コンシェルジュは、指定管理者の図書館流通センターのスタッフ3人。うち、新たに採用した1人を含む2人は利用者視点のサービスを提供するため、あえて司書資格を持たないスタッフを起用した。 従来のカウンターサービスと異なり、フロアを歩き回り、自ら利用者とコミュニケーションを取って要望に応える。 【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
花巻市大迫町の大迫図書館(小原敏男館長)は1日から、同町の市大迫総合支所1階に移転する。行政機関と金融機関が同居する施設への移転により、一般市民の気軽な利用が見込まれるほか、平日の休館日廃止や交通アクセスの向上で利便性は高まる。同図書館は全国各地の神楽関連の資料収集などに力を入れており、市外からの来場を含めたにぎわいが期待される。 総合支所は同町中心部の県道沿いにあり、これまでの図書館とは稗貫川を挟んだ南側に位置する。 移転先は同支所1階の事務スペース(延べ床面積382平方メートル)。約1700万円の移転費で改修工事などを行い書架や閲覧机、オーディオビジュアル(AV)ブース、学習室、閉架書庫などを設置した。蔵書数約3万8700冊に大きな変動はないが、利用者エリアは従来より広くなった。 今回の移転は、合併で増えた支所の空き室の活用と図書館利用の促進が狙いだ。 同図書館の2008年度の総貸出冊
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