女子高生がアニメ制作に打ち込む姿を描いたマンガが原作のテレビアニメ「映像研には手を出すな!」(NHK総合で3月まで放送)。絵が動き出すというアニメの驚き、喜びをアニメで表現した。アニメを手がけたのは「夜明け告げるルーのうた」「四畳半神話大系」などで知られ、鬼才とも呼ばれる湯浅政明監督。唯一無二の映像表現が話題になった。湯浅監督に「映像研」の挑戦について聞いた。
いよいよ最終回の放送を目前にひかえたTVアニメ「映像研には手を出すな!」。大童澄瞳さんによる同名の漫画を原作とする本作は、女子高生3人がアニメ制作に情熱を傾ける姿を描く青春ストーリー。湯浅政明監督5年ぶりのTVシリーズということもあり、放送が始まるやいなや大きな話題を呼びました。その話題の一つとなったのが、主人公の浅草みどりを演じる女優の伊藤沙莉さんです。伊藤さんのハスキーな声質と、長い芸歴に裏打ちされた芝居は「浅草のイメージにぴったり」と多くのファンが太鼓判を押しました。"金森氏"、"水崎氏"と、インタビュー中も浅草みどりのように自然と"氏"をつけて呼ぶ伊藤さんが、浅草みどりを演じて、何を思い描かれたかをうかがいました。 ――浅草はときにマシンガントークを始めたり、言葉遣いが独特だったりするキャラクターですが、演じるにあたってそうした"オタクっぽいしゃべり方"などは研究されましたか? 伊
細馬宏通さんによる新連載「オープニングで考えるアニメーション」がスタート! 第1回目は大注目アニメ「映像研には手を出すな!」のOPについて。あの痛快でクセになるOPアニメーションには、いったいどんな秘密が隠されている!? 映像研で考える こんにちは。NEWREELでははじめまして。細馬といいます。人の声と動きのことをいつも考えています。だから、映像を見るときも、声と動きの関係が気になってます。よろしくお願いします。 それにつけても「映像研」。 「映像研には手を出すな!」は、あまりにたくさんの魅力にあふれていて、どこから話せばいいのか途方に暮れてしまうのですが、原作はもちろんのこと、2020年1月、ついに始まったアニメ版にことばにできないほどの多幸感を感じている者として、そこはあえてことばにしなきゃだろう、と勝手な使命感に燃えて、このたびキーボードを叩き始めたのです。 さあ何を書こう。やっぱ
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