『読書と日本人』津野梅太郎著(岩波新書)を読みました。 著者は1938年福岡生まれ。編集者・評論家。和光大学名誉教授。早稲田大学卒業後、劇団「黒テント」制作・演出、晶文社取締役、『季刊・本とコンピュータ』総合編集長、和光大学教授・図書館長などを歴任。著書に『滑稽な巨人 坪内逍遙の夢』(平凡社、新田次郎文学賞)、『ジェローム・ロビンスが死んだ』(平凡社、のちに小学館文庫、芸術選奨文部科学大臣賞)など。 本書の帯 本書の帯には「それでも人は、本を読む!」と大書され、続けて「本と私たちの関わりをゼロから考えなおす、初めての読書史」と書かれています。 本書の帯の裏 またカバー前そでには、以下のような内容紹介があります。 「『本はひとりで黙って読む。自発的に、たいていはじぶんの部屋で』―私たちが『読書』と名づけてきたこの行為はいつ頃生まれたのだろうか?そしてこれからも人は、本を読み続けるのだろうか?