今日は、ぼくのおじいちゃんとの思い出を書きます。 ぼくのおじいちゃんは凄い本が好きな人でした。 あまり大きくない家に住んでいましたが、 本棚が15個以上、それに加えて本がぎっしり詰め込まれたダンボール箱が、 家中の至るところに置いてありました。 数えることはできなかったのですが 5000冊以上はあったと思います。 (もしかすると1万冊くらい。) そんな環境で育ったので、小さな頃から本を 勝手にとって1人で読んでいました。 ぼくが大学生の頃、登山に対してちょっとだけ興味が芽生え おじいちゃんの家にあった「登山完全ガイド」という本を手に取りました。 その本には、「登山をする際は、必ず頭部を保護する必要がある。 なぜなら木の枝や小石から頭を守ったり、雨風も防ぐことができるからである。」 と書かれていました。 さらにそこには 「大事なのは頭部をどう守るのかである。ヘルメットを被るのは重たすぎるし、