学生時代から世界の紛争地域を専門に取材を続ける。 戦場の悲劇、そこで暮らす人々の生きた声に耳を傾け、極限の状況に立たされる家族の絆を見据える。イラク戦争では米軍従軍(EMBED)取材を経験。これまでの主な取材地はイラク戦争のほかルワンダ内戦、コソボ紛争、チェチェン紛争、ソマリア内戦、アフガニスタン紛争、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線、スーダン、ダルフール紛争、パレスティナ紛争など。 私、渡部陽一が戦場カメラマンになったきっかけをお伝えいたします。 「戦場報道とは生きて帰ること」 日々取材を敢行するうえで、この言葉を何度も唱え自らを戒めています。 戦場という危険な場所になぜカメラを抱え飛び込んでいくのか、ジャーナリストとして現地報道することにいかなる使命があるのか。戦場カメラマンとして世界中を飛び回るに至った経緯、取材先での体験などを記させていただきました。戦場カメラマンとして現場に立つ想いが