私は行政書士をしながら男女問題研究家として活動しており、これまで何千件という離婚などの男女トラブルの相談を受けてきました。年末のシーズンになると忘年会などでの男女トラブルの相談が増えてきます。 前編では相談者である的場裕介さん(61歳、仮名)の娘さんが、会社の飲み会で無理やりお酒を飲まされて酩酊状態に陥ったところ、直属の上司が娘さんを介抱するどころか家に入り込んできたケースを紹介しました。 娘さんは上司から力ずくで非合意の性交渉を強要され、避妊する暇すら与えられず、身体的にも精神的にもボロボロにされてしまいました。さらに、医療費を上司に要求したところ、上司が「実は自分たちは付き合っている」などと大ウソをついて開き直ってきたというところまでを紹介しました。 性犯罪は被害者がセカンドレイプ(責任を取らせる過程で、さらに傷つけられる)を恐れて泣き寝入りするケースが圧倒的多数。今回はどうなったので