死して四半世紀。圧倒的なカリスマ性で今もなお映画ファンたちに衝撃を与え続ける映画監督、ピエル・パオロ・パゾリーニ。詩人・小説家でもある氏に13名の作家がオマージュを捧げる特別企画!! パゾリーニ詩集発刊記念特別展示 イタリアの映画監督・詩人・小説家のピエル・パオロ・パゾリーニ(1922-1975年)。彼の荒々しいヴァイオレンス的要素と、過激なエロティシズム表現に政治的ラジカリズムを注入した芸術創作活動と生き方は、圧倒的なカリスマ性から死後35年が経った現在でも、人々の心を捉え続けています。映画監督として、性と政治、神聖と汚穢の両極を往復する映像美とスキャンダルで1960年代のアートシーンに大きな衝撃を与えたことはよく知られておりますが、アルベルト・モラヴィアに「今世紀後半のイタリアにおける最大の詩人」と賛辞された優れた詩人でもありました。 そのパゾリーニへのオマージュを個性豊かな13名の作