ブックマーク / note.com/thibiki (5)

  • Amazonとの直接取引は異例でも衝撃でもないんだぜ|竹村響 Hibiki Takemura

    というニュースの解説ですよ。 そもそも何でAmazonが直接取引(「e託」と名付けられています)をしたいのか、に実際の現場とメディアに齟齬が。 メディアはAmazonが取次を飛ばしたい、取次は飛ばされたなくない、と思っている、というポジションをとっています。だからか世間でもそう捉えられがちですが、まずここが違います。 Amazonも取次も出版社も普通に「自分たちのビジネスに有利な選択」をしているだけです。Amazonというかちゃんとビジネスしている企業はみんなロジカルに考えています。「取次を飛ばす」といった捉え方はとてもエモーショナル。自分たちの求める「結果を得る」ために取次を使わないという選択になるだけの話で、そこに感情論は入ってこないんですが、報道のエンタメ化と報道している人たちはビジネスしている人たちではないので、そういう報道になっちゃうのはまあ仕方ないのか。 むしろ従来の新聞やテレ

    Amazonとの直接取引は異例でも衝撃でもないんだぜ|竹村響 Hibiki Takemura
    nekokauinu
    nekokauinu 2021/09/18
    直取引、零細版元にとっては従来の取次に比べると条件が悪すぎ。運送費も自腹だし。やらないとカート落とされちゃう圧力が怖くてやってるだけだと思う。
  • コンビニで本は売れるけど地獄を見ることもあるその理由|竹村響 Hibiki Takemura

    コンビニ各社さんがPB(プライベートブランド)を増やしています。竹書房もちょっとした雑誌を何冊か出しています。NB(ナショナルブランド)よりも部数が多くなったりするのが不思議。 こういう囲い込み合戦はいろんなところで起こっていて、電子書籍の販売サイトさんたちもそのサイトでしか読めないマンガを続々と作り始めています。果たして差をつけるのはそこでしか読めない独自商品なのか?様々な思惑が渦巻く出版業界でございます。 さて、今日は意外と知られていないコンビニでを売る仕組みについて書き残します。 文頭リンク先の結論として「コンビニでを売るのは難しい、が業界としてはそうも言ってられない」と締められています。客観的にまとめるとそう言えなくもないですが、そんな言い方されたら出版界が「売れるのに難しいから避けてきていた。それをコンビニがあらためて考えてくれてる」みたいにも読めます。そうじゃないです。コン

    コンビニで本は売れるけど地獄を見ることもあるその理由|竹村響 Hibiki Takemura
    nekokauinu
    nekokauinu 2021/06/07
    黒字だったら良いのかよっていうと「2億納品して1億返ってきて原価が9千万だから1千万黒字ヤッター!(返品1億は即断裁)」なんて本の作り方はしたくないんだよね。きっとみんな。
  • 電子だけ売れてるマンガなんてもうないよ|竹村響 Hibiki Takemura

    【拡散希望】あなたの好きな作品が長生きするのに大切なこと。 作家が「リアル書店で紙のを早めに買って欲しい」と言う理由を描いてみました。 大まかな説明なので細かい部分はご了承ください。 きっかけになれたら嬉しいです。 pic.twitter.com/z0UJFgnsXL — 花乃軍❁乙俺リロード1巻発売中! (@k193com) May 5, 2021 今日はあんまりそういうことしても効果ないかもしれない、いやない、という話を書きます。 まずそもそも電子書籍の売上って分かってないの?というところから。これはですね、そうとも言えるしそうじゃないとも言えますね。 電子書店からの数字の報告が遅くなる、というのは当で、だいたい1〜2ヶ月前の売上が報告されてくるというパターンが多く、それを何書店も集計してだいたい2、3ヶ月後くらいには社内でまとめられるかなーという出版社が多いんじゃないでしょうか。

    電子だけ売れてるマンガなんてもうないよ|竹村響 Hibiki Takemura
    nekokauinu
    nekokauinu 2021/05/11
    “Ama○nさんのランキングは実は売上だけでできているんじゃなくてアクセス数や勢い、コメントのつき方なども加味されている”
  • 竹書房退職エントリその後|竹村響 Hibiki Takemura

    退職エントリをすごくたくさんの人が読んでくれて、皆さん一様に「面白いけど長い」と。確かにあれは長かった。一生懸命読んでくれてありがとうございます。今回も長いので結論だけ欲しい人は最後の方だけ読んでいってください。ただし前半の方が面白いとは思うけれど。 そのなかで何人かの方が野武士たちの会社だったんだね、と感想をくれました。 そうか先輩たちは野武士だったか、なんて思いだしてみると確かになんだかみんなボロボロの着流しを着てたんじゃないか、そんな気にもなってくる。そんなわけないんだけど。 野武士って在野の野だからどこにも所属してないとか、自由にしてるとか、そんな意味でイメージ。そう捉えると確かに先輩たちはそんな人が多かった。 倉庫でイラッとくるおじさんを殴ってやめてったバイトの先輩は自分の感情に対して自由だった。 部長の見てる前でずーっとPCにデフォルトでついてそうなパズルゲームやってて、さすが

    竹書房退職エントリその後|竹村響 Hibiki Takemura
    nekokauinu
    nekokauinu 2021/04/02
    出版界は編集者の育成に業界として失敗した、と言われているんだけど、確かに下の世代でこんなのは見たことないな。
  • 竹書房退職エントリ|竹村響 Hibiki Takemura

    2000年、バブルがはじけ切って就職氷河期が始まった頃。 ぼくは大学生をやっていた。 就職協定というものがあって、学生は就職活動するのは4年生、関西では4回生と呼んだけど、になってからね、と言われていたのが突然、ぼくが3回生になった途端、はい今から就職活動です!と叫ばれて、何かその真似ごとみたいなのはしたけれど、そもそも求人は少ないし、その少ない求人の中でたいしてやる気のない学生を採用するような会社はもちろんないし、結果ぼくはスムーズにニートになることに。 しかし、大学卒業直後のニートとは大学時代のゴロゴロした生活から大学を抜いたものでしかなくて、ぼくの大学生活とは漫画麻雀とバンドとバイトと単位でできていたから、バンドもバイトも辞めたぼくは、仕事もないんだからバイトは続けろよとはすごく思うのだけれど上手いことできているのかどうか卒業を控えて家族経営だったバイト先が家族ごと夜逃げして潰

    竹書房退職エントリ|竹村響 Hibiki Takemura
    nekokauinu
    nekokauinu 2020/10/01
    栗田、太洋社のあたり生々しい記憶
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