公共図書館では、職員のうち非常勤や臨時職員、業務委託など非正規職員や業務の外注化が進んでいる。 大学図書館では、ごく一握りの職員を除けば数年限りの契約職員や派遣職員が増えている。派遣職員は派遣業法の改悪・規制緩和が要因なのだが。 学校図書館は、ごく一部を除けば臨時や非常勤嘱託・臨時職員が配置されているところが多い。ボランティアがいるところがあり、中には業者に委託しているところもあるらしい。まだ人がいるところはいい方で、学校図書館の担当職員がいないところが大半だろう。 要は、大学で図書館司書の資格を取得しても、司書として食っていけない現実がある。「正規職員になればいい」という意見があるかもしれないが、前述のような状態で正規職員になるには至難の業。まだ教職に就く方が容易だろう。 そもそも、食っていけないような職業が専門職と言えるのか。大学はこぞって司書資格保有者を養成したがるが、そのう
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