シンガポールで求職中の住民に対して就労機会を提供するとともに就職支援を行う“mobile library carts”という取組みが行われているようです。この取組みは、シンガポール国立図書館庁(NLB)と北東地区社会開発協議会(North East Community Development Council)が連携して行っているもので、北東地区に暮らす40歳以上の求職中の住民に対して、図書館の仕事を6か月間提供し、その間に同協議会が定職を見つけられるよう支援を行います。仕事内容は、100冊程度の図書を積んだブースをコミュニティクラブに設置して、そこで貸出などの仕事を行うというもののようです。2012年7月にセンカンコミュニティクラブおよびパシール・リス西コミュニティクラブで開始され、9月までに他の5つのコミュニティクラブにも広げていく予定ということです。 Mobile library ca