主犯格のAが初めて盗撮事件を起こしたのは、2年生だった2015年の夏合宿。そのときAはスマートフォンを使って盗撮している。3年生となった翌2016年8月、Aはあらかじめ盗撮計画を立て、先輩部員らと共謀して実行し、その後、盗撮データを複数の部員と共有したという。 立教アメフトの2016年夏合宿 公式Facebookより(2016年8月10日) 「週刊文春デジタル」は立教大学の最高意思決定機関である学部長会の、2017年9月の「議事録」を入手した。既報の通り、そこには盗撮事件についての詳細が報告され、各学部長らが議論している様子が記録されていた。 議事録によれば、盗撮事件としては2度目となる2016年、Aは”ある機材”を合宿先に持ち込み、女子更衣室を盗撮した。関係した部員のB、E、F、Gはすべて当時4年生で、Aの先輩にあたる(※実際の議事録では学生の名前は実名表記)。 《AとBは、アメフト部夏