横浜市立高校3年の1学期末試験で、「学校で一番ネガティブ(消極的)な先生を実名で答えよ」という不適切な問題が出されていたことが9日、分かった。保護者からの指摘で判明し、問題を作った男性教諭(33)が、最も多く名前を書かれた男性教諭(30)に謝罪した。 市教育委員会によると、出題されたのは3年の選択科目「経済」。問題を作成した地歴公民担当の教諭は、試験前の授業で30歳の同僚教諭について、「あの先生は細かいことで悩み過ぎの傾向がある。皆さんはああならないように」などと発言。生徒全員が指摘された教諭の名前を回答した。(2012/07/09-16:26)