症状の意味するものとして、火傷の問題を考えることができます。 本来、私たちの体の中にないはずの熱が突然入ってくるわけです。 その熱という外的侵入を受けて、体が反応して火傷の症状を出してきます。 現代医学においては、火傷の場合は、 速やかに冷水、または水につけるように言われています。 「熱いものには冷たいものを」という、 まさしく現代医学の基礎となっている対症療法そのものです。 しかしこれは本当に正しいことなのでしょうか? 流水に晒す、あるいは冷たいものを塗布することによって、 皮膚の表面の熱は出て行くけれども、 本来出ていこうとしていた体の中の熱エネルギーは、 いきなり蓋をされ、行き場を失ってしまいます。 私が学んだホメオパシー的火傷の治療とは、 ぬるま湯(34度~35度くらい)に患部を浸すというものでした。 火傷した手をぬるま湯に入れると、瞬間それは熱湯のように、とても痛く熱く感じるは