マラリアの予防蚊帳に農薬はいらない!(第3報) 2010年02月03日市民活動海外 野澤眞次農薬蚊帳生産は税金の無駄遣いである ユニセフが先進国から拠出された世界基金(GF)を使って、マラリア予防用農薬蚊帳(かや)「オリセット」を住友化学から多量に購入し、アフリカ全土に配布を行っていることは過去2回の投稿でお知らせの通りである。 マラリア予防用の蚊帳に殺虫農薬の練り込みは危険だ 2008/09/14 http://www.news.janjan.jp/world/0809/0809110960/1.php 蚊帳に農薬はいらない 2006/10/19 http://www.news.janjan.jp/world/0610/0610180985/1.php これらの蚊帳の糸には住友化学製の殺虫農薬ペルメトリンが練りこまれている。元来、蚊帳には蚊を入れない機能が備わっており、蚊帳に
【書評】『環境リテラシー』の感想 2010年01月31日今週の本棚 羽仁六郎1.はじめに 誠に、重厚な本である。毎頁ごとに、深く考えさせられ、読了に20日を要した。最新の情報も盛り込んだ、第2版である。「研究会」で討論を重ね、24人が分担して執筆し、出版された。 この本には、「環境破壊の20世紀までを反省し、21世紀こそは、『環境の世紀』にしなければならない。」、そして、「自然科学の視点と、社会科学の視点を総合した、『学際的な』・『全体を見渡した』環境教育を進めたい。」、との、熱い思いがあふれている。 地球・生物の誕生から説き起こし、「ヒト」が自然の循環・連鎖を撹乱した事、地球規模の環境破壊が起きている現状、公害、工業化・大規模開発・大量生産・大量消費・大量廃棄の物質文明、までを、確実な科学的データを示し、社会科学の視点から説明して、更に、「環境保全を目指す」方向が明確に示されている
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