昨年の菊花賞を制したアスクビクターモア(牡4=田村)が放牧先で熱中症による多臓器不全で死んだ。JRAが9日、発表した。8日付けで競走馬登録を抹消した。 アスクビクターモアは父ディープインパクト、母カルティカ(母の父レインボウクエスト)の血統で、21年6月の2歳新馬でデビュー。初戦は3着だったが、続く未勝利戦で初勝利を挙げると、22年のG2・弥生賞ディープインパクト記念で重賞初制覇。皐月賞5着、日本ダービーは3着だったが、クラシック最終戦の菊花賞を制した。 今年の宝塚記念(11着)がラストランとなった。通算12戦4勝。獲得賞金は3億4527万5000円(付加賞含む)。 スポニチ