★ このサイトを運営するNPO法人WANは、多様なフェミニズム実践とジェンダー研究の情報を発信・集積し、 ジェンダー平等を求める人々に交流の場を提供します。 公論形成のために 2017年2月11日付中日新聞に出た上野千鶴子さんのコメントに端を発する論争は、韓東賢さんの2月12日付ヤフーニュースが先鞭をつけましたが、主にはWANのホームページで展開されました。移住連貧困対策プロジェクトは公開質問状を送付したものの、スピード重視の一夜漬けで作成して13日に出したため、かなり詰めが甘いものでした。 それが当初の上野さんの「門前払い」的な回答につながったのでしょうが、岡野八代さんと清水晶子さんから相次いで投稿がなされたのは驚きでした。あるフェミニスト研究者は、フェミニズムとレイシズムについて議論を避けてきた結果がこれだという意見でしたが、内部できちんと声が上がるところにフェミニズムの力を感じました