母からの過干渉に苦しんだ自身の経験をつづったコミックエッセイ『母がしんどい」で知られるマンガ家の田房永子(たぶさ・えいこ)さんと社会学者の上野千鶴子(うえの・ちづこ)さんと母娘問題やセクハラ、結婚、恋愛、子育てなどについて7時間ぶっ続けで語り合った共著『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』(大和書房)の出版記念イベントが1月16日、東京都内で開催されました。 「フェミニズムとは何なのか?」をテーマに熱いトークが展開された様子を一部編集し、前後編にわたってお届けします。 【関連記事】「おっさんへの“媚び”に得はなし」働き女子が30歳までに知っておくべきこと 上野千鶴子が東大の祝辞で気付いたこと 田房永子さん(以下、田房):まずは、なぜこの本を作ることになったかというと、上野先生の東大入学式の祝辞*が衝撃だったんです。世の中がザワザワと……。 私の周りでも、「(上野さんの)
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