ワシントンD.C.で撮影された100ドル札(2010年12月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Paul J. RICHARDS 【12月9日 AFP】レシートや紙幣に、がんや肥満などとの関連が指摘されている化学物質ビスフェノールA(BPA)が相当量付着しているとする研究結果を、米NPOの研究チームが8日、発表した。 米NPO「Safer Chemicals」「Safer Families」「Washington Toxics Coalition」で作る研究チームは、国内の主要小売店・喫茶店22店舗で受け取った感熱紙レシートを調べた。すると、半数が大量のBPAでコーティングされていることが分かった。 これらのレシートは、10秒触っただけで最大2.5マイクログラムのBPAが指に付着し、こすった場合は付着量が約15倍になったという。 指に付着したBPAは、紙幣へも簡単に移動していた。研究チーム
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