石川先生の2.5GHz最強説についてツイートで軽く補足しようかと思っていたのですが、案外長くなりそうなので記事を一つ起こすことにしました。 さて、記事では「2.5GHzを先んじてゲットしたKDDI/SBMがそれを良く活用しており、2.5GHz帯の世界的エコシステムも整ってきたから最強のバンドなのかも」という感じの説が展開されています。これに関しては私は全く否定するところはないですし、以前私が「ドコモがなぜ品質が悪いのかのデータ見ちゃった」とつぶやいたのもこの件です。 ただ、私がそのデータを見たとき、もう一つ重要な背景が含まれてる、と感じたので、補足というか補強というか、そういう説明を改めてしておきたいと思うのです。単にいい感じの周波数ですよ、というだけではないのです。あくまでこれは私の仮説なので、これが正しいを言い張るつもりはありませんが。 さて、世の中、低い周波数と高い周波数というのがざ
au版iPhone 4S速報レビュー サービスは一部未対応も、CDMA回線の低遅延性能に注目 うーん、低遅延なのはCDMAだからじゃないんですよねぇ。こちらの記事にも書いた通り、理論上はフレームが2msのWCDMAと27msのCDMA2000では、WCDMAの方が遅延はずっと小さくなるんです。にもかかわらずauの方が早いということは、逆に言えばソフトバンクがそれだけ品質の低いバックボーンを使っているということになります。ドコモやauも昔はソフトバンク相当のRTTが出ていたんですが、ある時期から一気に早くなりました。しかしソフトバンクはいつまでたっても遅いまま、というよりむしろ最近どんどん悪化しています。免許数だのなんだので見えやすい基地局数をアホみたいに増やして「品質改善!」なんて言っている裏で、バックボーンの品質改善はまったくやっていないということ。ここから、無線ネットワークについても、
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