ドルトムントは27日、DFBポカール決勝でフランクフルトと対戦。2-1の勝利を収め、2011-12シーズン以来の優勝を飾った。トーマス・トゥヘル監督は試合後、日本代表MF香川真司のブログに涙を流していたことを『ARD』のインタビューで明らかにした。 2016-17シーズン、ドルトムントは3位でリーグ戦を終え、来季チャンピオンズリーグ本戦への出場権を獲得した。香川はリーグ戦全日程を終えて、ブログを更新。「伝えたい事」と題してバス爆破事件について言及し、自身が感じている思いを吐露していた。 そのブログを読んでいたトゥヘル監督は、爆破事件に見舞われたチームにおいて、ポカール優勝がどのような意味合いを持つかを問われ、以下のように答えている。 関連記事 世界最高給選手は誰だ?日本人選手のランクインは?年俸ランキングベスト20を発表 香川真司、一部独紙はポカール決勝でのプレーを高く評価「とても目立った
日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)が12日、同MF香川が所属するドルトムントのチームバスが爆発に巻き込まれた事件に、心を痛めた。アジア・チャンピオンズリーグの川崎フロンターレ-広州恒大(等々力)を視察後、取材に応じ「本当にひどい出来事だ。世界がおかしくなったとしか思えない。なぜ彼ら選手に攻撃が加えられたのか…」と険しい表情で語った。 同監督は旧ユーゴスラビア出身。ボスニアでの紛争を経験し、財産と家も失ったとされ、すべてを奪いかねない一方的な暴力について忘れられない記憶を刻んで生きている。日本代表監督就任後も15年11月には家族の住むパリで起きたテロ事件に心を痛めている。日本代表の主力である香川を気に掛け「シンジとは連絡を取った。大丈夫だということだった」と無事を確認。ただ、同僚選手がけがを負っているだけに、香川が無事だったとはいえ、素直にひと安心とはいかないようで表情はさえなかった
サイモン・クーパー●文 text by Simon Kuper 森田浩之●訳 translation by Morita Hiroyuki 【サイモン・クーパーのフットボール・オンライン】スタジアム・テロの現場(前編) 僕はこの原稿を、11月17日に予定されていたドイツ─オランダ戦がスタジアムへのテロを恐れて中止になった直後に書いている。僕たちはスタジアムを狙ったテロの新たな時代にいる。だとすれば僕は、その時代の始まりを4日前のパリで目撃した。 スタッド・ドゥ・フランスのピッチに避難する観客たちphoto by picture alliance/AFLO 僕はフランス─ドイツ戦を見るために、ごく普通の金曜の夜(だと思っていた)に家を出た。僕はパリに住んでいて、スタッド・ドゥ・フランスにはよく行く。けれどもこの夜は、試合が始まって20分過ぎたころに爆発音が聞こえた。スタジアムのすぐ外から聞こ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く