年内のホームゲーム最終戦となった、12月22日(現地時間)の対オーステンデ戦で、ワースラント・ベフェレンは1−3と完敗を喫した。今季のセンセーションとしてベルギーリーグを沸かせている森岡亮太だったが、思わぬミスがいくつかありファンが珍しくどよめいた。 「個人的には今シーズン、一番よくなかったかもしれません」と試合直後に森岡は話した。 「シーズン最初が良かっただけに、少し尻すぼみなイメージがありますが、数字だけ見れば、べフェレンとしても個人としても良かったのかなと思います」(森岡) 森岡の7ゴール9アシスト(アシストはリーグ2位)という数字は立派の一言に尽きる。チームとしては9位(26日現在)という結果以上に、ベフェレンの攻撃志向のサッカーと“プレーオフ1(レギュラーシーズン終了後に行われる、上位6チームによるプレーオフ)”進出争いに食い込む健闘が光り、ベルギー国内でもシンパシーを集めている