ブンデスリーガ最終節が20日に行われ、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVはホームでヴォルフスブルクに2-1と逆転勝利を収め、1部残留を決めた。試合後、主将の酒井が取材に応じた。 試合前の時点で勝ち点35のハンブルガーSVが、同37のヴォルフスブルクをホームに迎えての一戦。ハンブルガーSVは勝利で3ポイントを獲得しない限り、入れ替え戦へ回らなければならない苦しい状況だったが、この直接対決を制して逆転での残留を果たした。 昨年11月に、開幕から10戦未勝利で最下位に沈んでいたチーム状況を改善すべく、スイス代表DFヨアン・ジュルーに代わってキャプテンに任命された酒井は、残留決定に安堵の涙を流した。 「嬉しいです。嬉しかったですね。嬉しかった…違うな、ホッとしたですね。全部、肩の荷が落ちたというか、涙を堪えるだけが限界ですね(泣き笑い)。しゃべればしゃべるほどキツかった思い出が浮かんで