2015年09月02日21:48 カテゴリコラム 幽霊と踊る コラム マリオカートというテレビゲームをご存知だろうか。マリオを筆頭に様々なキャラクターを操作して遊ぶアクションレースゲームだ。 このゲーム、何といっても対戦が面白い。様々なアイテムを駆使してレース相手を妨害したり防御したり。カラフルな各ステージを疾走しながら、わいわい騒ぎつつやる駆け引きは、他の対戦ゲームにはない格別な味わいがあって楽しい。 じゃあ家で一人で遊んだら楽しくないのかというと、そんなこともない。今はネットにさえ繋げば好きなだけ対戦相手を見つけられるし、ネット対戦機能が実装される前だって、ソロでも充分に楽しめるように作られていた。一人プレーの醍醐味は何といってもタイムアタックモードにある。このモードでは特定のコースを走りこんで自分の腕前を磨きつつタイムを短縮していくのだが、親切な機能が備わっていて、かつて自己ベスト
新天地マインツでの1年目、はたして武藤嘉紀はどんなパフォーマンスを見せるのか。現地紙でコラムニストを務めるラインハルト・レーベルク記者の筆で、武藤の「挑戦記」をお届けする。 ――◆――◆―― 8000人のファンで埋まったゴール裏の立ち見席から大合唱が沸き上がる。 「ムトーを柵へ、ムトーを柵へ、ムトー、ムトー、ムトーを柵へ――!」 マインツの選手にとって、これ以上の名誉はない。ほぼ全てのホームゲームで、その試合で最も活躍した選手、特別な勝利を収めた時にはチーム全員が、このリズミカルな合唱によってゴール裏フェンスに上るよう促される。 ハノーファーを3-0で破った試合で、この「柵の上の王様」(Zaunkonig=ミソサザイという鳥の名前でもあるが、直訳すると柵の王様)に選ばれたのが、武藤嘉紀だった。 暑かったこの日、武藤はコファス・アレーナで2ゴールをマークし、マッチウイナー(勝利の立役者)とな
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