経営不振に陥っているオーディオメーカーの「オンキヨー」は1日付けで上場廃止となりました。 会社は、スピーカーなど主力事業の売却を決めており、事業の柱を手放したあと、どのように再建を進めていくかが課題になります。 大阪に本社がある「オンキヨー」は、収益力の低下で経営不振に陥り、昨年度の決算で2期連続の債務超過となっていました。 オンキヨーは、東京証券取引所のジャスダックに上場していましたが、取引所の基準に基づき、1日付けで上場廃止になりました。 経営再建に向けて会社は、スピーカーやアンプなどの主力事業を、シャープと、アメリカのオーディオ製造や販売を手がける企業VOXXの2社で作る合弁会社に33億円余りで売却することを決めています。 事業売却によって「ONKYO」ブランドの製品は今後、シャープが生産し、VOXXが販売を続けることになります。 会社では、事業売却で得た資金で財務体質を改善させたう
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