カタール・ドーハで記者会見するアントニー・ブリンケン米国務長官(2024年1月7日撮影)。(c)Karim JAAFAR / AFP 【1月8日 AFP】中東歴訪中のアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は7日、カタールの首都ドーハで、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争が拡大し、中東に不安定化をもたらす恐れがあると警鐘を鳴らした。 ブリンケン氏はカタールのムハンマド・ビン・アブドルラフマン・サーニ(Mohammed bin Abdulrahman Al Thani)首相兼外相と共に記者会見に臨み、「中東は今、深刻な緊張状態にある。この紛争はあっという間に拡大し、さらなる不安定化と苦しみを招く可能性がある」と指摘。 イスラエルが「民間人の保護を優先」することが必須だとし、軍事作戦には「民間人保護および人道支援措置」が伴わなければならないと強調し