パワハラ疑惑が取り沙汰され、日に日に辞職を求める声が高まっている兵庫県の斎藤元彦知事(46)。過去の取り組みも掘り起こされ、改めて批判が集中している。 今年3月に兵庫県・元西播磨県民局長だった男性が、知事のパワハラや贈答品の不当な受け取りなど7つの疑惑を告発。しかし、斎藤知事は3月27日の会見で告発を「嘘八百」と全否定した上で、男性の局長職を解任。5月には懲戒処分に処した。 その後、男性は7月7日に姫路市内の親族宅で死亡しているのが発見された。自死とみられている。男性は音声データを残しており、その中には斎藤知事が出張した先の首長に「また折を見て、よろしくお願いします」と特産品のワインを“おねだり”したととれるやり取りなどが録音されていた。 当初、この疑惑について知事は「詳細を承知していない」と回答を控えていたが、19日午後の囲み会見で「おそらく私のやりとり」と受領を認めた。 同日には告発内