米IDCが現地時間2017年5月4日までにまとめたタブレット端末市場のリポートによると、2017年第1四半期(1~3月月)の世界出荷台数(速報値、以下同様)は3620万台にとどまり、前年同期から8.5%減少した。タブレット端末の世界出荷台数は10四半期連続で前年割れとなった。 IDCによると、タブレットの市場は、米Appleが2010年に初代iPadを発売したことで誕生した。その後2013年まで、同市場は他の消費者向け電子機器にはなかった急激な伸びで成長したが、やがてピークに到達し、急速な減少が始まった。その主な要因は消費者のスマートフォンへの依存の高まりだと同社は分析している。 IDCはタブレット市場を「スレート型」と呼ぶ従来型端末と、着脱式キーボードが用意されている「デタッチャブル型」の2つのカテゴリーに分けて分析している。そして、この2つのタブレットはまったく異なる方向に進んでいると
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