福岡県嘉麻市にある鮭神社(さけじんじゃ)全国でも珍しい神社⛩ 九州に鮭とはなんとも不思議なお話である。 現代では考えられませんが、なにしろ鮭といえば日本では北海道で採れるのが当たり前なのですから。 しかしこのことから、古代のこの地域にも鮭が食べられていたなどの推測が出来ます。そういえば、九州の人は鮭を好んで食べていますね。 ところが、この地域では古くから海神の使いである鮭を食べてはいけないと伝えられています。 もし鮭を食べた場合は、これは鱒(ます)だと言い張るのだそうです。 そういえば北海道のアイヌでも鮭は神の使いと言われていますね。 この神社の境内には、樹齢700年以上の夫婦クスの巨木や鮭塚があり、周辺には鮭が身を清めたとされるまな板石もあります。この神社の由来は古く、神武天皇が高千穂宮を下りて高木神を祀ったことに始まり、社殿は神護景雲3年(769年)に建立されたと伝えられています。 福
