1. 春琴抄(谷崎潤一郎) 2. きみとぼくの壊れた世界(西尾 維新) 3. 涼宮ハルヒの憂鬱(谷川 流) 「春琴抄」は日本文学屈指のツンデレ。昨今のブームに便乗した作品と比較しても、最高のツンデレ(ツンデレスト)だと断言できる。というのも、ツン→デレの彼我を超えるために彼がしたことは、とても常人では真似のできないことだから。 抜き差しならぬ関係が露見しても素っ気なく否定する場面なんて萌える。小説の悦びは、読み手の想像力にはたらきかけることにある。書いてない部分を妄想を逞しく補完するトレーニング本としてもGood!谷崎潤一郎やりおる! 「きみとぼくの壊れた世界」もスゴさは負けてない。ツンデレな妹と、ツンデレな同級生が出てくる。それぞれツンは普通だが、デレの鬼気迫る壊れっぷりを堪能すべし…てかこれこそが本作のメインディッシュ。 ツンデレ妹なんだけど、主人公も(表面上は)距離をおいた態度を取る
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