本ブログでは毎月石油火力発電の燃料代を算出している。その算出方法やデータの使い方について、説明します。 ■基本的な考え方 基本的な考え方は単純で、次の方法によっています。 ○単位電力量1キロワット時(kWh)=3.6メガジュール(MJ) ÷発電効率 ・・・1kWhの発電に必用な石油の発熱量が、メガジュール単位で出ます ÷石油の発熱量 ・・・必用な石油の量がキロリットル(kL)単位で出ます ⇒バレルに換算 ・・・キロリットルからバレルに換算します(1バレル=0.159キロリットル) ×石油価格 ・・・金額(ドル)に換算します。 ×ドルレート ・・・金額が円単位になります ただし、A・C重油については、国内の単価(円/キロリットル)を使うので、バレルに換算せず、ドルレートも関係ありません。 また、 「石油」と書きましたが、原油・C重油・A重油でそれぞれ発熱量も異なり
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