業界が激震 「今回の値下げを見て、ドコモが本気を出すと怖いなと感じました。シェアを大きく回復し、楽天や格安スマホが大きな打撃を受けるのは間違いありません」(携帯ジャーナリストの石川温氏) 12月3日、NTTドコモが新料金プラン「アハモ」を発表した。 月間データ容量20GBを月額2980円(税抜き)で利用できる、画期的な安さだ。発表の2日前、1日付でドコモの社長に就任したのが井伊基之氏だ。 「井伊氏は今年6月に持ち株会社のNTTからドコモの副社長に就任したばかり。菅政権はかなり強力に携帯電話の値下げを進めようとしていますが、ドコモは対応が遅く、政権から問題視されてきた。 一方、持ち株会社から見ても、利益は上げているものの値下げに応じず、いつまでも自分たちの牙城を守ろうとするドコモサイドに対する不満が溜まっていた」(NTT東日本社員)
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